人生をやり直したいけど30代で再スタートは難しい。成功した人から学びましょう。

 

30代になって思うこと「1年が早い」です。年々1年が過ぎるのが早く感じますね。こう感じる原因はいくつかあって、1つは、忙しすぎて立ち止まって振り返る時間が得減り、時の流れが速くなること。もう1つは、1歳の時の1年は1分の1ですが、30歳になれば30分の1、そのため1年が早く感じる傾向にあります。

 
 そんな風に時が過ぎて行ってしまう中、30代での再スタートは切れるものなのでしょうか。私は、30代こそ再スタートのタイミングだと考えます。それは30代が1番自由だからです。20代まではライフステージの変化に伴って、否応なく大きな変化をします。しかし30代になると、自分で選択をしない限り変化が起こらなくなります。だからこそ、冷静に自分の力で変化を生じさせることができると考えてはどうでしょう。

 
 この記事では、30代で再スタートを切り、成功した人を紹介することで、学びや皆さんの勇気に繋がるようなきっかけになれればと思ってお届けします。

 

30代で再スタートが難しい理由

 

 そうはいっても、30代で再スタートを切るのは難しいですよね。ここではまず、なぜ難しいと感じるのかを考えてみましょう。

 
①30代になると余裕が出てきて、仕事がルーチン化してしまう。
②20代に比べると徐々に体力が衰えてしまう。
③現状に満足してしまう。

 
個人的には、この3つが大きな理由なのではないかと思います。
いずれも新しいことをするのに、腰が重くなる原因ですよね。どこかで自分のスイッチを入れないと動き出せなくなってしまいます。この後の記事で、スイッチを入れるお手伝いができれば幸いです。

 

30代で人生をやり直し成功した人から学びましょう。

 

・ジェフ・ベゾス氏(アメリカ)
30代で再スタートをした中で近年最も成功した人といって間違えはないでしょう。ご存じの方も多いと思いますが、アマゾンの創設者です。そのアマゾンの企業をしたのが31歳の時でした。
元々、「冷静な分析力」と「強いチャレンジ精神」を兼ね備えた方で、就職の際も大手企業のスカウトを蹴って、スタートアップのベンチャー企業へ入社します。その精神は年を重ねても変わることなく、31歳の時(1995年)にアマゾンを創業。そして、2018年にはマイクロソフト社のビル・ゲイツ氏を抑え、フォーブスの世界長者番つけの1位になるほどに。数多くのチャレンジを重ねるジェフ・ベゾス氏ですが、1番の転機が31歳のアマゾン創業であることは違いありません。

 
 ・柳井 正氏(日本)
この方も有名ですね。ユニクロを世界的なブランドに育てたファーストリテイリングの社長である柳井氏です。大学卒業後当時のジャスコに入社する物の10か月で退社。その後実家の小郡商事に入社。当時、紳士服店が台頭していたがカジュアル衣料店の全国展開を目指し、35歳頃(1984年)にユニクロの1号店を開店しました。

 
 ・松田 公太氏(日本)
続いても日本から、有名コーヒーショップのタリーズコーヒーの創設者です。大学卒業後、銀行に入行した松田氏。親友の結婚式で渡米した際にスペシャリティコーヒーに出会ったのがきっかけでコーヒー店に興味を持ちました。翌年には銀行を退行し、シアトルのローカルコーヒー店であったタリーズの経営者から日本での1年間の独占契約権を得て、東京・銀座にタリーズコーヒー1号店を開店しました。その時の年齢が30歳(1998年)。開業資金のために借金7,000万円を背負い、返済するために朝から晩まで店に立ち続けました。

 

30代で再スタート

 
 30代での再スタート、勇気が湧きましたでしょうか。上記の例は、大きな成功を収めた方たちですが、そこまでの大きな変化、大きな成功でなくても、自分の生活を一歩変えてみるだけで人生は大きく変わります。

 
 仕事に余裕が出た方は、新しい習い事や勉強にチャレンジしてみたり、運動の習慣を始めてみたりするだけでもいいんです。その一歩が大切です。

 

よく聞く言葉ですが、「これからの人生で、今日が一番若い日」まさに真理です。人生は歳をとるほどに経験や知識が増えて楽しくなります。
どんどん楽しくなる人生、新しいチャレンジをしてみませんか?

最新情報をチェックしよう!