嫁!姑の問題の原因は何が多い?解決方法はある?

嫁と姑の対立、結婚した女性の多くが抱える「可及的速やかになんとかしたい!」大問題ですよね。

 
原因の一番は「同居」なんですが、じゃあ同居しなければ良いという簡単な話ではありません。

 
嫁と姑の間には様々な問題があり、同居しなくてもなにかしら問題は起きています。
その問題の原因と解決方法を少し考えてみましょう。

 

嫁!姑の問題の原因は何が多い?

 
そもそも嫁と姑は、価値観や考え方、育ってきた環境が違います。
そんな二人がいきなり家族になり近しい間柄になったら、何かしらの問題が起きない方が奇跡だと言えます。

最大の原因は、価値観や考え方、育ってきた環境の違いからくるすれ違いだと思います。

嫁姑問題の原因となる要因は、大きく分けて3つになります。

  • 姑の側の問題
  • 嫁の側の問題
  • 夫が原因となる問題

 

姑の側の問題としては、価値観が古い、嫁に対してプライド高いもしくはコンプレックスがある、子離れができない、育った環境が違う、良識が欠けているなどが挙げられます。

 
嫁の側の問題としては、家事、育児ができない、自己中又はネガティブ、コミュニケーションが苦手などが挙げられます。

 
夫が原因になる問題とは、ずばりマザコンです。

これらの要因が混ざり合って、嫁姑問題は発生します。

 

では、3つの要因から具体的な問題を見てみましょう。

 

よく1番の原因は同居と言われます。
確かにそうなのですが、別居していても嫁姑問題は起きています。

 
起きる頻度が別居の場合少ないということですね。
同居の場合、365日24時間問題発生中なんてことも…

 
となると、原因の多くは同居別居を問わず、お互いの言動や行動にあると言えませんか?

 

姑側の問題

 
「若いから何もわかっていない」
「こんなこともできないの(知らないの)?」

 
などと嫌みを言われた経験のある方は多いのではありませんか?

 
自分の知らない所で物事が勝手に決められていた。
別居している姑がアポなしで訪ねてくる。しかも不在だと文句を言う。

 
なんて経験をした方もいらっしゃるのでは?

 

嫁側の問題

料理や片付けが苦手で姑からそれを指摘されるのが苦痛。
何か言われると「私は駄目な人間だ」と落ち込む。逆に姑の言うことは一切聞かない。

 
人と話すのが苦手で不愛想だと思われている。

 
あれ?私ってもしかして…と思う方も少なからずいらっしゃると思いますよ。

 

夫の問題

 
夫が姑の言いなりで、嫁の話を聞かない。
姑の言うことは全て正しいと思っている。

 

嫁と姑が対立した時、無関心もしくは姑を擁護する。
程度の差こそあれ、これも結構多いのではないでしょうか?

 
どうでしょう。
同居の有無を問わずこれらの問題は起きているのではないですか?

 

問題の解決方法はある?


 

お互いの言動と行動が1番の原因とするならば、世間でよくいわれる別居は問題発生の確率を下げる手段にしかなりません。

 
もっとも手っ取り早い手段とは言えますが…。

 
ではどうすれば良いのでしょうか?
いくつか挙げてみましょう。

 

姑と話し合う、向き合う

 
お互いに相手をよく知らないまま近しい間柄になるのです。
嫁と姑が向き合ってきちんと話をすることが一番大切だと思います。

 
何も難しいことを話す必要はありません。
知人の家では嫁と姑が夕食後にその日あったことをお互いに報告し合い意見交換していて関係は良好だそうです。

 
人間関係を新たに作るということは、とても大変なことです。
でも、言葉を尽くさなければ誰も貴女のことを理解はしてくれませんよ。

 
最近では、今の若いお嫁さんの価値観などを自分たちとは違うと理解している姑も増えていますから、ある程度歩み寄れるのではないでしょうか。

 

夫を巻き込む

 

話してダメなら、夫に間に入ってもらうのも有効です。

 
「○○はやめてほしい」「〇〇については自分たちでやるから構わないでほしい」など、夫から姑に伝えてもらう。
特に、姑が聞く耳を持たない、直接伝えるのは角が立つという場合には良いと思います。

 

実家を訪ねる場合は、長時間の接触を避けるため、実家から何時頃帰るなど夫と打合せをしておくのも良いでしょう。

 
夫がマザコン気味ならこの手は使えませんが、少しずつ教育していくことは可能です。

 
私の夫はマザコンではなかったですが、かなりの亭主関白でした。
ある時娘から「お父さんはお母さんを大事にしてない」と言われ、ショックを受け数日落ち込んだそうです。

 
軽度のマザコンなら、親しい友人から「お前その考えおかしいよ」と言われれば動揺して考え始めると思います。

 

距離を取る

 
これは、別居ですね。

 
無理をすると、嫁と姑の間で夫が疲れ果てていたなんてことにもなりかねません。

 
最近では、姑の側から別居を申し出ることも増えています。
姑の側も問題を回避しようとしているということでしょうか。

 

逃げ場を見つける(作っておく)

 
追い詰められたり疲れてしまった時、愚痴をこぼせる相手を作っておく。
親でも良いですが、出来れば友人、知人など第三者が望ましいです。

 
愚痴を聞いてもらったことで精神的に楽になり「よし、頑張ろう」と前向きになれます。

 
良いアドバイスをもらえるかもしれません。

 

自分を見直す

 
一方的に相手を攻めるのではなく、自分の行動や言動を見つめ直してみることも大切です。

 

人と話をしていて「あの言い方はないんじゃないの」と感じることありませんか?
同じことを自分もしているかもしれませんよ。

 

月日の流れにまかせる

 
ある意味消極的な方法です。
他の方法と合わせて使うのがベストです。

 
嫁姑問題でかなり苦労した知人女性は、姑の晩年私にこう言いました。
「最近ね、お義母さんが可愛く見えるのよ。なんでだろう?」
不思議だと首を傾げながら嬉しそうでした。

 

いつの日か姑を見て可愛いと思えることができたら最高なんですがね。

 

例外として「最後の手段」をとる

 
これは究極の方法ですので、あまりお勧めしたくはありません。

 
方法は2つ。
「夫の実家と縁を切る」
「離婚する」

 
どちらもかなりの覚悟が必要です。

 

他の方法ではどうにも回避できない状態かつ自身の身体や精神に深刻なダメージが出た場合には、もう仕方ないですね。

 

特に良識に欠けた「モラハラ姑」と「マザコン夫」の組み合わせの場合は、逃げるしかないです。

 

まとめ

 
それぞれに別の人格を持つ嫁と姑。

どんなに価値観が近くても性格が似ていても、相容れない部分があるのは普通のことだと思います。

 

嫁姑問題が発生しても、それは決してどちらか一方が悪いと決めつけられることではありません。

嫁と姑の間に発生する問題は、一発で即解決とはなりません。

 
問題は一つ一つ考えて解決していくべきです。

 
今一番の問題は何でしょう?
まず一つに絞って考えてみることをお勧めします。

 
解決にはある程度の時間が必要なことも理解しておくべきです。

 
我慢し過ぎるのもよくありませんが、歩み寄る努力も必要です。

 
「姑にも嫁と呼ばれていた時代があり、貴女もいずれは姑と呼ばれるようになる」ということを心に留めておいて下さいね。

最新情報をチェックしよう!