新しいPTA役員へのお願いは、どうやれば良いの?
良く知らない人への声かけは、どうしたら良いの?
嫌がられないPTAの引き継ぎってあるの?
子どもが6年生だと親も一緒に卒業します。
それまでPTA役員をしていたなら新しい父兄にPTA役員の引き継ぎをお願いしないといけませんよね。
でも話をしたことも無いようなお母さん方の中から誰にどうやってお願いしたら良いか悩みます。
誰もが自分から声かけをして嫌がられたり断られたくないと思っていますからね。
何か良い方法が無いものでしょうか。
この記事は
・なぜPTAは大変なのか知りたい
・なぜ役員だと拒否されやすいのか知りたい
・PTA役員決めはどうすれば良いか知りたい
こんな事が知りたい人にオススメです。
PTAの役員というだけですぐに拒否されてしまう!?
子どもが小学校に入学する前から「PTAは大変」と聞きませんでしたか?
一体どんなふうに大変なのか、何をやるのか良く知らないのに「大変」だと伝言ゲームのように伝わるのです。
いったい何が大変なんでしょうか。
それはPTAの運営に直接関わる「委員」または「役員」をすることだと思います。
委員や役員になると月に1度程度の委員会定例会または実行委員会への参加に加えイベントの担当になったり役割ごとの仕事があります。
これらに参加して会議をまとめ各行事を実行していくのが大変なのです。
昨今では共働き家庭も普通となりました。
働くママが増えている今、仕事を理由に断るのは難しくなってきました。
パートやアルバイトの人なら委員会のときはシフトを調整してできるだけ参加するしか有りません。
フルタイムのママは有給を使って調整する人が多いように思います。
このような背景からPTAは大変だとなる訳です。
特にPTA役員は責任や負担が大きいので積極的に参加する方は多くないのが実情です。
ですから役員選出は本当に大変だと思います。
役員の選出方法はたいてい立候補制となっています。
「どなたか役員をお引き受けくださる方はいらっしゃいますか?」と聞かれるのですが
大体は皆さん目をそらしますね。
1度の声かけで立候補者が揃うことはほぼないのではないでしょうか。
任期は1年となっており1年後に解放されるのですが1年は長いですよ。
役割によっては1年間休まる暇がないということもあるようです。
PTAの役員決めはどういう方法がいいのか?
毎年、役員選出の時期は決まっています。
皆さん不在者投票で役員になりたくないので出席率は良いのではないでしょうか。
PTA役員決めは、まず立候補者を募ります。問題は立候補者がいない、または人数が足りない時です。
その時には、推薦、指名、抽選など、PTAによって選出方法を決めています。
抽選は公平ですが、役員に向いている方が当選するとは限りません。
そのためPTAに前向きに取り組めない場合もあります。
逆に、立候補方式にこだわることで無言の会議が何時間も続くという話もあります。
また、前任の役員が少しでも可能性のある人に、電話でお願いすると言う方法をとっているPTAもあります。
どれも一長一短があるようですね。
いずれにしても役員選出は、すんなり決まらないようです。
ただ仕事を理由に役員を断るのは周りの目もあって難しいです。
しかし時間的に経済的になど本当に困って悩んでいるなら理由を正直に話して理解を求めた方が良いです。
例えば
・本人または家族が病気を抱えている(介護が必要)
・障がいのある子どもがいる
・妊娠中
・転居を予定している
・日本語がよく理解できない(片方の親、あるいは両親が外国人)
・生活が困窮している(PTA会費が払えない)
などの理由であれば「できなくても仕方がないね」と理解されることが多いと思います。
その場合でも「理解されやすい」というだけなので出来るだけ積極的に協力するように気を付けましょう。
PTA役員のお願いの仕方は難しい!?すぐ拒否されない役員決めの方法は?まとめ
この記事では
・PTAが大変だと言われる背景
・役員だと拒否されやすい理由
・役員の選出の方法
について解説してきました。
PTAは活動内容に賛同した人が入会の意思を表して参加をするものなので強制されるものではありません。
委員や役員の仕事内容を聞けば大変だし出来る人がやってくれたらと期待する気持ちも有ると思います。
しかし子どもの人数がへり働くママが増えている現状ではPTAへ参加した時点で
委員や役員がまわってくると考えなくてはならないと思います。
委員や役員になれば仕事は休まなくちゃならないし会議に参加して色々取りまとめるのも
行事に参加するのも大変です。
ですがPTAは学校や地域で子どもたちが安心・安全に楽しく過ごせるよう活動することを目的としているのです。
忙しくなるのは確かですが「絶対無理」と頭から拒否するのではなく
「できるかもしれない」と考え周囲や家族の協力のもと委員や役員を引き受ける
余地は十分あるのではないかと思います。
結局PTAは「子どものため」なのです。
ちょっぴり頑張って子どもたちが健やかに成長する一助となりましょう。