もはや、「国民的イベント」といってもいい、年末の大掃除。
掃除用具や、洗剤のCMが多くなると、なんだか急かされているようで、落ち着きませんよね。
ところで、大掃除をしてはいけない日、というのが存在することを知っていますか?
また、年末年始もかわらず仕事が忙しく、大掃除なんてできない人も多いと思います。
大掃除ができなかったら、良い年にならないのでしょうか?
いいえ、けしてそんなことはありません。
年末に大掃除をしてはいけない日はいつ?その理由とは?
大掃除をしてはいけないとされている日は、まず12月31日の大晦日です。
大晦日は、神様をお迎えする日であることから、その前日までに掃除をすませて、ゆったりと大切な客人をお迎えしなさい、ということのようです。
確かにせっかく招かれて来たのにバタバタ掃除をしていたのでは、神様も入りにくくて、帰ってしまうかもしれませんね。
掃除のあと、正月飾りを飾りますが、これも大晦日にするのは「一夜飾り」と言われて、望ましくないものとされています。
もう一つは、12月29日。
9という数字が「苦」に通じ、縁起が悪いと言われています。
とは言っても、多くの人がこの日を仕事納めとするため、普通に社内の大掃除をしていますけど・・・
私個人としては、「苦」が洗い流されるんだからいいんじゃないかな?と思うのですが、いかがでしょうか。
年末大掃除ができなかったらどうなるか不安な人!掃除したらよい運がやってくるのはここだ!
年末大掃除ができなかったら、どうなるんでしょう。
まったく問題ないし、大掃除は自分のできるタイミングですればよいと、私は思います。
普段少しずつ掃除をしていれば、あらためて大掃除をする必要もないかもしれません。
しかし、風習として定着しているために、やらないと運気が下がるような気がして、何となく不安という気持ちもありますよね。
家中を大掃除なんてムリ!
だけど、よい運は招き入れたいというあなたへ!
掃除したらよい運がやってくる場所とは、ズバリ、玄関です。
玄関は、あらゆる運が家の中に流れてくる大切な場所と言われています。
きれいな玄関は、幸運を呼び寄せるのです。
ですから、ここだけはスッキリきれいに掃除しましょう。
壊れた傘や、子供のおもちゃなどが、転がっていませんか?
いらないものを処分し、靴箱を整理して、最後にタタキを掃くだけでも、「きれいになった」とわかるので、やりがいがありますね。
玄関はその家の顔。お客様が最初に目にする場所です。
掃除したら、お客様目線で見直してみるといいでしょう。
まとめ
大掃除をしてはいけないとされている日は、12月31日の大晦日と、29日です。
年末に大掃除ができなかったら、良い年にならないなんてことは、ありません。
気になるようなら、幸運が入ってくるという玄関だけ、きれいに掃除してみましょう。