思い切って、年末の大掃除は「しない」ことにしませんか?
大丈夫、あなたが大掃除をしなくても、お正月は、ちゃんと来ます。
大掃除は、年末ではなく、冬以外の季節にすることにしましょう!
年末大掃除は終わらない理由は?大事なのは日々の掃除だった!
年末が近付くにつれ、大掃除のことが気になってきますよね。
体力を使うし、とにかく面倒。
時間ばかりかかって、終わらないんですよね。
年末の大掃除は、なぜ終わらないのでしょう?
その理由は次の5つです。
①時間がないのに、範囲が広すぎる
大掃除にかける時間は1日~1日半といったところでしょうか。
それで、家中をピカピカにするというのは、無理があります。
②理想が高すぎる
大掃除なのだから、いつもより念入りに、普段やっていないところもやらなくては。
そう思うから、一か所にかける時間も労力も余分にかかります。
③計画性がない
ここを掃除したら、あそこも、こっちも気になる!
あらゆる場所に、次々と手を付けるから、収拾がつかなくなります。
気付いたら、家中が、掃除する前より散らかっていたりして、やる気を失います。
④時間のロスが大きい
懐かしい写真や読みかけの本が出てきたりして、それを見出したりすれば、時間はどんどん過ぎていきます。
⑤どこまでやればよい、というゴールがない
掃除というのは、「はい、ここで終わり。完璧!」というゴールがないため、いつも中途半端な気がしてしまいます。
いつまでやってもきりがありません。
忙しい年末のわずかな時間で、大掃除を完璧にするなんてことは、無理なのであきらめましょう。
まとめて掃除しなくてもいいように、1年という長期スパンで考え、この月には換気扇やキッチン周り、この月には窓ガラスと網戸、というふうに計画を立ててみませんか?
そうすれば、あらためて年末に大掃除をしなくてすみます。
普段からものをためないように心掛け、不用品は処分することも、とても大切です。
年末に大掃除はしないの一択!大掃除は冬以外の季節にやるべき!
そもそもなぜ、年末に大掃除をするのでしょうか。
それは、お正月の神様(歳神様)は幸せを運んでくれるので、失礼のないように、家の中を清めて、お迎えしようという意味があるからです。
新しい年、きれいな家で迎えたら、気持ちがいいのはわかります。
だからといって、凍えるような寒い日に、家中の掃除をするなんて、非効率と言わざるを得ません。
寒い時期に大掃除が向いてない理由はたくさんあります。
①静電気が起こりやすいので、家電製品などにホコリがつきやすい
②油汚れは頑固に固まってしまって落としにくい
③カビ取り剤などを使っても、寒いので窓を開けたくない(換気がしにくい)
④水洗いした後、濡れたものが乾きにくい
⑤水が冷たい、手が荒れる
これらは、冬以外の、カラリと晴れた日にすれば、すべて解決します!
欧米では、「スプリング・クリーニング」といって、春に大掃除をするそうです。
固定観念に縛られずに、年末に大掃除はしない!と決めてみたらいかがでしょうか?
まとめ
年末の大掃除をしない、という選択肢は、大いにアリです。
そもそも寒い時期には大掃除は向いていないので、他の季節にした方がいいからです。
あらためて年末に大掃除をしないですむように、計画を立ててみましょう。