祈年祭と新嘗祭は行われる場所は一緒ですが、目的が違う祭りなのです。
日本において、昔から行われているものですので、祈年祭(きねんさい)、新嘗祭(にいなめさい)という読み方や内容については知っておいていただきたいですね。
祈年祭と新嘗祭の詳しい内容や、御朱印についても紹介させていただいております。
違いは何なのだろうと思っていた人や、初めて聞いて、どのようなものかなと思った人のお役に立てればと思います。
祈年祭と新嘗祭の違いは?読み方は?
祈年祭は「きねんさい」と読み、「としごいのまつり」とも言われております。
新嘗祭は「にいなめさい」と読み、「しんじょうさい」と言われることもあります。
祈年祭は宮中と全国の神社で毎年2月17日に、その年の五穀豊穣を祈って行われるお祭り(行事)です。
それに対して新嘗祭は行われる場所は同じですが、時期は11月23日で、こちらは、その年の収穫に感謝して行われるお祭り(行事)です。
宮中で行われる新嘗祭では天皇陛下が育てられた新穀を奉られ、自らその新穀をお召し上がりになります。
どちらも日本人の主食である、お米に関するお祭りということもあり、昔から行われているものですね。
私も祈年祭と新嘗祭の違いは、はっきりとは知りませんでしたが、テレビで見たのがきっかけで調べることになり違いが分かりました。
祈年祭と新嘗祭の御朱印について日本人なら知っておきたい
祈年祭と新嘗祭では各々の神社において御朱印を頒布します。
御朱印帳を持っていないと御朱印はいただけませんし、一人一冊というのが決まりとなっている神社がほとんどですね。
御朱印はコレクションではなく、寺社とのご縁を深めるためのものなので、自分自身でいただきに行くのが当然ですね。
重要なことは、御朱印は参拝したことの証としていただくものですので、祈年祭においても新嘗祭においても参拝するということは忘れてはいけません。
順番としては、参拝してから御朱印をいただくというのが正しいです。
私も西国三十三個所の御朱印はいただいたことはありますが、祈年祭と新嘗祭の御朱印はいただいたことはありません。
しっかりと祈年祭と新嘗祭の事を学んでから、お参りし、御朱印をいただければと思っています。
まとめ
祈年祭と新嘗祭の、読み方や、違い、御朱印についてまとめさせていただきました。
祈年祭や新嘗祭以外にもよく似た内容の祭りもありますが、一つ一つに祈りが込められている事は確かですね。
ここで知った方には、もっと理解していただけるように、実際にお祭りの時に参拝していただければと思います。
日本人としての知識を広く深くする参考にしていただければと思います。