南アルプスを目指して登山客が多く下車する東海飯田線伊那大島駅。
駅周辺の住みやすさについてアンケートをとりました。
街中から離れているのでマイカーは必須ではありますが、自然が多く、のどかな生活ができます。
また、スーパーや学校などが駅周辺に集まっているので住みやすく治安も良いと言われています。
実際に住んでいる方が周辺のお店など紹介してくれましたので、ご覧ください。
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ＪＲ東海飯田線 伊那大島駅の治安はいいのか？わるいのか？
「伊那大島駅」周辺について紹介します。
まず初めにお断りしておかなければならいことがあります。
ハッキリ言ってここは田舎。公共交通機関がとても少ない場所、つまり車社会です。
一家に２台は当たり前の場所です。
正直、車がないと不便です。
しかし、そんな田舎でも「伊那大島駅」周辺はちょっと変わってるんです。
「伊那大島駅」はJR東海飯田線の駅の一つで、大島町の代表駅になります。商業地区と行政地区を分ける段丘の中腹にあります。
そして、この駅を中心にした徒歩１０分圏内に生活に必要な施設がギュッと詰まっているんです。
車社会の田舎では大型店舗や行政施設が最寄駅から離れた駐車場を確保できる郊外へと移ってしまい、昔からある商店街が次々店を閉め「シャッター商店街」と呼ばれるようになってしまっています。
そんな中、大島町は駅を中心に徒歩１０分圏内で全てを賄える町を作っています。
ただこのエリアには公園と月極駐車場がありません。
というのも、このエリアにある戸建て、賃貸は最低でも１台分の駐車スペースが確保されているのです。
公園に関しては、子ども達は校庭や近隣の田畑、小川などを遊び場にしていますし、メイン通りを一歩横道に入ると、のどかな田園風景がひろがり自然を満喫しながら散歩するには絶好のロケーションです。
都会過ぎず田舎過ぎずの絶妙なバランス。
しかも、車で５分ほど走れば中央自動車道松川インターというアクセスの良さ。
子どもへの声掛けという不審者情報はあるものの、交通量も多くないので大きな事件や事故は起きていません。
人通りは少ないけれど、農家さんや商店、ガソリンスタンドの従業員さんなど地域の皆さんが登下校の子どもを見守る町です。
ここ数年の事件・事故情報を見ると、不審者の目撃情報と火事だけでした。
ただ、夜は本当に人がいないです。健康のために夜何人かで歩いている人はまれに見かけますが…ひとり歩きで事件に巻き込まれたという話は聞きませんので大丈夫とは思いますがあまりお勧めはしません。
安全とわかっていても、人じゃないものに出会いそうで別の意味で怖いんです。近隣で大きな事件が起きない限りパトカーが巡回するということもない場所です。
裏を返せば、それだけ治安がいいということなんですけどね。自然災害についても、駅周辺に急傾斜地があり注意が必要ですが住宅地ではないこと、また大きな川が無いので洪水等の心配もなく自然を満喫しながら安心して暮らせる場所だと思いますよ。
ただ、隣近所の住人の結びつきが強く「組合」という集合体があります。これはメリット、デメリットがあります。子育てや地域特有の習慣、冠婚葬祭のルールなど困ったことがあれば手助けしてくれますが、その分プライベートに踏み込んでくることも…
最近は時代の移り変わりとともに付き合い方も楽になってきていますが、これが煩わしいと感じる方もいるようです。
でも、地域で助け合って生きていく。慣れれば意外と心地良いです。
少し散歩をしてみましょうか。
ＪＲ東海飯田線 伊那大島駅にこれから引っ越してくる人に教えてあげたい周辺情報
「伊那大島駅」は段丘の中腹にあります。
飯田線は単線なのですが、この駅はすれ違いを可能にするため構内には２本の線路があります。
プラットホームは線路の両側にあり、向かいのプラットホームに行くにはスロープでホームを降り線路を渡ってスロープで登る形になっています。
駅舎の反対側のホームからは中央アルプスまでの伊那谷が一望でき、絶景ポイントの一つです。
駅舎の周囲は正直寂しいです。駐車場、駐輪場、バス停くらいしかありません。これは段丘の中腹ということで仕方ないですね。
駅前の道を右側商店街の方へ下ってみましょう。カーブを曲がると真っすぐ国道まで道路が伸びています。国道までの所要時間は徒歩１０分程度です。
横道や路地を含めこの徒歩１０分の圏内に、交番、郵便局、銀行、薬局、スーパー、ホームセンターなどがあります。飲食店は和洋中にカフェ、リーズナブルな居酒屋から洒落たバーまで揃っています。
しかしこれだけ揃っていてもごみごみした感じはありません。
金物屋、スポーツ用品店、美容室などが並んでいますが、その中でお勧めのお店をいくつか紹介します。
野菜が安くしかも新鮮な地元密着型「スーパーキラヤ」さん。
大型店では決して見られない地元のこだわりの豆腐や漬物を置いているのも魅力です。
夜１０時まで営業しているのもありがたいですね。隣は「ホームセンターすまいる」さんなので、ここだけで生活に必要な物は揃いますね。
サンドイッチが美味しい「菓子とパンの店フカツ」さん。
特にフルーツサンドは水っぽくなく甘さ控え目で絶品です。お願いするとパーティー用のサンドイッチも作ってくれます。
江戸切子が買える「大原屋」さん。
小中学校の制服や体操服など衣料品を扱う店ですが、なんとここでは江戸切子を扱っています。
ちょっと頑張れば買えそうな物から０を数えるのが怖い物までありますが、一見の価値ありです。有名作家さんの作品が置いてあるなんて珍しいですよね。
ガーデニング、家庭菜園をやってみたい方には「羽場種苗店」さん。
観葉植物や切り花もありますがメインは野菜、花の種と苗。育て方のアドバイスも受けられますので初心者の方にもお勧めできます。
歩くのに疲れたら、絶品シフォンケーキの店「カフェシフォン」さん。
ほんとに美味しいです。ご店主の笑顔に迎えられてコーヒータイム。癒されます。もちろんテイクアウトもＯＫです。
今度は駅の左側へ登ってみましょう。カーブを曲がるとセブンイレブンが見えてきます。
駅から徒歩２分くらいのところです。こちら側には、役場、学校、学習塾、病院などがあります。セブンイレブンのそばの交差点の斜め向かいに役場が見えます。
お向かいには歯医者さんがありますね。役場の隣は中学校、正面は小学校です。このあたりまでで駅から徒歩１０分程度です。小学校の後ろには児童館や保育園もあります。
役場のある交差点を真っすぐ進むとＪＡが経営するスーパー「リカまつかわ」、その先に「下伊那赤十字病院」があります。
ここまで駅から徒歩８分くらいです。
「下伊那赤十字病院」は内科、外科、小児科をはじめとして多くの科があり入院も出来る総合病院です。大抵の病気やケガはここで見てもらえます。
近くにこういう病院があると安心できますね。もちろん駅から１０分圏内には個人病院や整骨院もありますが、ほとんどの診療科が揃っているのはありがたいです。
いかがですか？
駅から徒歩１０分圏内でこれだけ施設が揃っている場所、田舎ではなかなかないです。しかも車社会ということもあってどこも駐車場には困りません。
自然を満喫しながら、人とのかかわりを大切にしつつ適度な距離感で暮らす。意外と面白い暮らしが出来るのではと思いますよ。
ＪＲ東海飯田線 伊那大島駅の住みやすさは？治安は良いのか悪い？まとめ
- 隣近所の住人の結びつきが強く「組合」という集合体があります。これはメリット、デメリットがあります。子育てや地域特有の習慣、冠婚葬祭のルールなど困ったことがあれば手助けしてくれますが、その分プライベートに踏み込んでくることも…
- 飲食店は和洋中にカフェ、リーズナブルな居酒屋から洒落たバーまで揃っています。
- 大きな川が無いので洪水等の心配もなく自然を満喫しながら安心して暮らせる場所だと思います
- 公共交通機関がとても少ない場所、つまり車社会です。正直、車がないと不便です。
- のどかな田園風景がひろがり自然を満喫しながら散歩するには絶好のロケーション
こういった住んでいる人の生の声は、参考になりますね。
不動産やさんの言うことも参考にはなるのですが、デメリットは隠される印象があるので、住んでいる人はしっかり伝えてくれるのでありがたい印象です。引き続き調査していきます。
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