独身の女性の方がマンションを購入することが増えてきています。
過去の統計を見ると、間取りとしては1LDK・2LDK、年収300万円から500万円の方の購入が多いようです。
(参考資料:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000017070.html)
なぜその間取りが多いのか、年収はどのくらいあったら無理なく購入できるのか。
もう少し詳しくお話します。
独身女性がマンションを購入するならどんな間取りがオススメ?
1LDK・2LDKの購入が多いのには理由があります。
将来のライフスタイルの変化に対応が可能だからです。
転職するかもしれない。
素敵なパートナーに巡り合うかもしれない。
買ってしまったら簡単には引っ越せない。
ワンルームや1Kは狭いしライフスタイルの変化には対応できません。
ファミリー向けの3LDKは価格が高いしマンション内のお付き合いも必要。
2LDKならパートナーと一緒に暮らすことができます。
たとえ引っ越すことになっても、1LDK・2LDKなら売ることも貸すことも需要が多いので可能。
どうせ住むならそれなりの広さの家で煩わしい人間関係は最低限にして、のびのび暮らした方がいいですよね。
具体的な間取りとして気をつけたいのは次の点です。
バルコニーにリビングと居室が面していること
リビングの横に寝室として使える部屋がある間取りになります。
どちらの部屋もバルコニーに面しているので、光が中まで入り開放感があります。
出来れば角部屋だと2面に開口部があるのでなお良いでしょう。
リビングとプライベートルームを仕切る間取りなら友人を呼びやすいですしね。
収納が充実していること
一般的に収納面積は床面積の8%異常が望ましいと言われています。
ウォークインクローゼットやシューズボックスなどは当然のこと、キッチンや水回りの収納も充実していなければなりません。
収納部分は使う時のことを考えて、奥行きなどを確認する必要があります。
明るく開放感がある空間と、充実した収納。
長く暮らすためには、これは絶対外せない条件です。
独身女性がマンションを購入する時はどのくらいの年収が必要?
過去の統計では、マンションを購入した女性の61%が年収300~500万円でした。
30代女性の平均年収が手取り300万円くらいらしいので、決して無理をしているわけではないようです。
(参考資料:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000017070.html)
購入する時一番大事なのは、無理のない資金計画を立てることです。
マンションなどを購入する時、目安にするのは収入に対する年間返済額。
25%までが安全圏と言われています。
もっと細かく言うと、月の手取りの25%までがベストです。
ただこれは安全圏と言うだけで、余裕をみていません。
将来のことを考えるなら、20%まで抑えるのが理想です。
そうすることで不測の事態や老後の費用負担に備えることも可能になります。
具体例を挙げてみましょう。
【購入価格2300万円 頭金300万円 借入2000万円 35年ローン固定金利1.5%】
上記の場合、月々の返済額は61236円となります。
ボーナス払いを使わない場合です。
どうでしょう。
月の手取り金額の25%以内で払えそうですか?
手取り25万円ならぎりぎりですね。
まず自分が毎月どのくらいなら生活に支障なく払っていけるのか確認しましょう。
その時に忘れてはいけないのは、返済以外にも支払うものがあることです。
マンションの管理費や修繕積立金などは継続的に発生します。
購入時には保証料や不動産登記費用、金融機関への事務手数料などの諸経費も発生します。
これらを頭に置いて無理をせず適正な価格の物件を探すのが良いでしょう。
今は中古のマンションをリノベーションしたものが増えています。
リノベーション物件は、新築より安い価格で購入できるので希望通りの物件が見つかるかもしれません。
独身女性がマンションを購入後に後悔しないための間取りや最低年収は?まとめ
マンション購入は簡単ではありません。
もの凄く高いお買い物になります。
後悔しないために以下の点をきちんと確認しておきましょう。
・資金計画を立てる。(決して無理をしない)
・間取りは将来の変化に対応できるものにする。
・資産価値を把握する。(築年数が経てば大抵の物件は価値が下がる)
いかがでしょう。
参考になりましたか?
良い物件にめぐり逢い、素敵な新生活を送ってくださいね。